北海学園大学放送研究会6月祭
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安斎隆史 |
6月祭が間近にせまり私の頭の中ではいくつかのアイデアが固まってきていた。
前回(11月祭)の発表会は様々なことの模索(というよりはアイデア過多の状況を整理するのに時間がかかった)を繰り返して作りあげていったのだが、
今回の発表会はさほど大きく迷うことはなかった。
なぜなら今回の発表会では余分な形式や過度の演出をなるべく排除することを考えていたからだ。
基本的に私は司会がいて制作者がいて、作品についてこれこれと語る場が嫌いだ。
これは全くもって個人的な嗜好の問題であって善し悪しの問題ではない。
ただ作品を聞く前から余分な先入観を持たせたり、EAの後に言い訳の場を設けるようなことが嫌だった。
こうしてどんどん制作者の語る場は削られていき、このような形式が残った。
よってコンセプトのようなモノもないし、全体を統一するてーまもない。
タイトルとしていたThe Clockwork Monkeysというのも単に、
パンフの表紙をスタンリー・キューブリックのA Clockwork Orangeのビデオジャケットから借用したからという話でしかない。
まぁしいて意味を持たすなら、何度目の発表会になろうとも直前までバタバタとしてしまう猿ども(制作部長含む)を揶揄していると言えなくもない。
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作品紹介 |