2006年5月 7日

iittalaの花瓶

会社の福利厚生のポイントが余ったので、オレらしくバラの花に姿を変えてみた。
切り花といえば必要なのは花瓶。
しかし、オレは花瓶があまり好きではない。
なぜなら、プロダクトデザインでありながら、人間はほとんど視覚でしか触れることがないため、プロダクトデザインとしての「機能美」に欠けるのだ。
テーブルウェアなら、視覚、両手の触覚、そして口につけたときの味覚、時にはワイングラスのように嗅覚まで五感に作用するが、花瓶にはそれがない。
となると、あとはどれだけシンプルで美しいかがキーとなる。

その点、このiittalaの花瓶「サヴォイ」はどうだろう。
デザイナーはartekのスツールで有名なアルヴァ・アアルト
くわしくは
本家フィンランドのページ(英語)
http://www.iittala.com
日本の輸入代理店のページ(日本語)
http://www.scandex.co.jp/04_tableware/iittala_11.html

サイズはLで色は白。不要な茎や葉などを見せず、ガラスの内側が白いので(正確には内側に白いガラスで外側に透明ガラスがある。)透明感がある白の美しさ。そして白いのでガラスなのに指紋が気にならない。
このあたりが、プロダクトデザイナーのすごいところ。

さっそく花を生ける。
どうやら茎が短すぎたようだ。
IMG_0716.jpg


花瓶メインで見てみよう。
IMG_0717.jpg

美しい花瓶です。
しかし、この狭い家にはデカイ!!

今知ったことですが、このiittalaの花瓶は、今年で70周年だそうです。
http://www.aaltosvoice.com/

ヤコブセンのSeries 7 (No.3107)やイームズが50周年から考えたら、すごい昔ですね。
しかし、全く古さを感じさせないデザインです。

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コメント

花瓶って、機能美必要なのかな?
愛でて楽しむ物だから、どちらかといえば芸術に近いような…
まぁ、メインが花との調和か、花をじゃましないようにするのかによって違うのかもしれないけど…

芸術はよくわからんが、余計な物をそぎ落として機能を追求した物は美しいとは思うけどね。

しかし、でかすぎないか。そりゃ(w

花瓶の機能美ってやっぱ花を引き立てることじゃないッスかね?

花瓶デカイです。
でも、バラもたくさんあるです。
今は、バラは枯れて、造花飾ってますが、ボリューム足りなくて横から見ると変です。
(T.T)

機能を求めるか、華美を求めるか、そこら辺は好みの問題だからね。
皿とか茶碗でも、かざっておくのもあるし。
オイラは、使ってナンボだとおもいますが。
まぁ、その花瓶を選んだのはすごくわかるけどね。かわらないのも良い証拠だな。

全然関係ないが、花は枯れるからキライって、造花の方がいいって人もいるよね…

あ、おれ、その意見そっくりまるまんま賛成です。

そこそこ高い商品をコレクションしながら使い続けるのが大好き。使わないと愛着わかないし。食器もグラスも、1皿3000円とか1客5000とか平気で常用してます。(^^ゞ

最近の造花はリアルなので、なかなかいいっすよ。

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